“どうして生きているかもわからないのに、こんなこと学んで何になるんだろう。なんでもっと大切なこと話してくれないんだろう。”
中学生だった頃の私は、授業中そんなことを考えながら黒板を眺めていました。
きっと同じように虚しさを抱えながら、悶々と生きている学生が現在も沢山いるのだろうと思います。

そんな学生たちに英語教育を通して手を差し伸べたい、そんな思いの中1998年4月にマスタードシードはスタートしました。
現在は、英語クラス、春と夏のアメリカホームステイツアー、アメリカ長期留学支援(AHLIエージェント)の3つの働きをしています。

多感な若者たちと真剣に向き合い、今彼らが感じていること、考えていることに耳を傾ける。
機会があれば、私の心の水はイエス・キリストから涌き出ていることを話す。
決して押し付けるのではなく、彼らの求めている答えのヒントやきっかけを与えてあげたい、そして自分で真実だと思うことをしっかり選択していって欲しい、そう願っています。

英語クラスには、数々の進学校から高い目標を持った学生たちが集っています。
良い環境で高度な学びをすることを許されている今の状況を当然と思うのではなく、受けたものを活かして、将来多くの人を潤す働きについて欲しい、そんなことを語ったりもします。
受験のための英語で終わるのではなく、英語を用いて世界中で活躍する学生が将来沢山起こされることを期待しています。

アメリカホームステイツアーには、色々な学生が参加します。
一昔前までは有り余るエネルギーを外にぶつけて、夜な夜な遊びまわっているような学生が時々参加していましたが、今は不登校、自虐癖のある学生が参加することも少なくありません。
時代と共に表現の仕方は変わっても、彼らの心の中にある空洞はいつの時代も同じなのだと教えられます。

成長していく若者たちの傍ら、ある限られた季節を共に歩ませていただく。
願わくば、その時間を通して、これから築きあげる人生の揺るぎない基盤を見出して欲しい…それが私たちの変わらない祈りです。

マスタードシードミニストリー
主宰 霜 朋子

 

「マスタードシード」名前の由来

マスタードシードミニストリーの名前は、聖書の言葉からきています。

また、ほかの譬を彼らに示して言われた、『天国は、一粒のからし種のようなものである。ある人がそれをとって畑にまくと、それはどんな種よりも小さいが、成長すると、野菜の中でいちばん大きくなり、空の鳥がきて、その枝に宿るほどの木になる』 (マタイによる福音書13章32~32節)

からし種=マスタードシードです。
ほんとうに小さな種が大きく成長するように、私たちと生徒たちの小さな関わりが、子ども達の人生を豊かに実らせる助けになればと願っています。